先日、灯油の盗難被害に遭ってから少しずつ防犯対策を進めています。
まぁ灯油なんて大した金額ではありませんし、「欲しけりゃ持ってけ」とノーガード戦法でもいいのですが、お客様がご滞在中に何かあったら大変ですし、深夜に到着して暖房器具が使えなかったら命に関わりますからね(笑)
そこで今回は、盗難にあった際に警察の方からいただいたアドバイスを少しご紹介させていただきます(とはいえ、中にはドロボーさんにとっても有益になってしまう情報もあるので、一部内容を変更したり嘘を書いてます)。
全部読むのが面倒くさい方のために、最初に結論を書くと完璧な対策はありません(笑)
でも、少しでも犯人が「この家は面倒くさそうだな」「リスクがあるな」「盗むのに時間がかかりそうだな」と思わせることが重要ですので、その方法を「すぐにできる」ものから、「コストを掛けて計画的にやるもの」まで、レベル別にご紹介したいと思います。
■レベル1(すぐにできる)
- 不在にするときは満タンにしない
- 油量計に不透明なカバーを掛ける
そもそも盗むものがなければ盗難に遭わないですし、盗まれたときの被害を最小限にする意味でも有効です。
灯油ドロボーは下見をする場合が多く、そのとき灯油が満タンだったりすると、犯人にとって同じリスクで効率よく見返りを得られるので狙われやすいようです。
そういった意味で、残量がわからないようにカバーを掛けるのも有効ですね(アンカーボルトを打って固定していれば有効ですが、固定していないとタンクを揺すって残量を判断されてしまうので、やらないよりまし程度です)。
■レベル2(あまりコストをかけずにできる)
- 灯油タンク盗難ガードや盗難防止キャップをつける
- 灯油タンク全体をカバーで覆う
灯油の場合は、タンクは壊されず、給油口、排出口から灯油が抜き取られる場合がほとんどなので、灯油の出口に対策するのはかなり有効です。
また、ブルーシートなんかで覆えば、中身も見れませんし、カバーを剥がすときガサガサうるさいので防犯に効果的です。
レベル1,2共に共通することは、犯人に「この家は防犯対策してるな」「面倒くさそうだな」と思わせることが重要だそうで、なるほど納得ですが、難点は自分も面倒くさいことですね(笑)
盗難ガードや盗難防止キャップは、Amazonなどでも購入できます。
うちもさっそく付けましたが、取り付けは簡単で、操作もしやすく、それでいて効果は高そうです!
■レベル3(コストを掛けて計画的にやる)
- 防犯カメラ
- 照明
- 道からタンクが見えない場所に移動する、簡単に近づけないようにする
- 防犯パトロール
防犯カメラはうまくいけば犯人を一発で逮捕できるそうですが、ただ犯人が写っているだけではダメだそうです。
ではどうすれば犯人を一発逮捕できるか?
…すみません、具体的な撮影方法をここに書いちゃうと悪用される恐れがありますから、防犯カメラの設置方法は警察などに直接ご相談ください。
あと、泥棒は明るいところを嫌いますから、夜間の防犯灯をつけたり、一定の明るさで死角を作らないのも重要です。
また、道からタンクが見えない場所に移動するというのは有効ですが、逆に死角を作って逆効果になってしまうこともあるので難しいところですね。
基本は「犯人に狙わせない」のがカギで、犯人が嫌がること、面倒くさいと思うこと、リスクが大きいと思わせることが大事ですね。