7年に一度の御柱祭りが諏訪大社で行われ、全国ニュースで紹介されていましたが、総本社の諏訪神社以外にも全国の諏訪神社で御柱祭りが開催されています。
今日はその中のひとつ、飯沼諏訪神社の式年御柱大祭を見物してきました。
御柱祭といえば巨木にまたがって急斜面を滑降する「木落し」が有名ですが、こちらの神社では全国でも珍しく、300段ある石段の上の境内まで曳き上げていきます。
御柱は長さ20メートル、重量4.5トンもあるということでしたが、ホントにこの急峻な石段を上がるんでしょうか…
しばらくすると木遣りのかけ声に合わせて氏子さん達がやってきました。
突撃ラッパに合わせて一気に引き上げる姿を見ていると、こっちまで力が入ります。
御柱が見えてきました!
一人ひとりの綱はこんなに細いのに、多くの人の力が集まるとこれほどのエネルギーが発生するんですね。
木遣りのかけ声と突撃ラッパにのって、ずんずん駆け上がっていきます。
最後の段差で柱が浮かないように氏子さんが綱を引っ張って支えます。と、その瞬間…
飛んだ!
御柱に引っ張られて氏子さんの体が宙に浮き、一瞬ヒヤッとしましたが、身軽に着地して最後に見せ場を作ってくれました♪
境内に到着したニ之御柱。このあと一之御柱もやってきます。
締めに、木遣りの皆さんが木遣り唄を披露。
見事、御柱が天高く建立されました!
御柱を曳き上げる氏子さんたちの晴々した表情が素敵でした♪