『森のはる なつ あき ふゆ』@北軽井沢の絵本

先日パンカーラさんにお邪魔した際、奥様に紹介していただいた北軽井沢が舞台の絵本『森のはる なつ あき ふゆ』をさっそく購入しました。

サブタイトルにもなっている「オシギッパ」とは、浅間山の北側の裾野がゆるやかにはじまるあたりのことで、コテージから近いこともあり、絵本に出てくる景色や雰囲気がコテージ周辺とよく似ています。

長い冬が終わり、まだ新緑が芽吹く前の雑木林に暖かな日差しがそそぐシーンなんて、まさに今の北軽井沢そのもの。

やっと はるになった。
まぶしい きんいろの ひのひかり。
ゆきは、どんどん とけていく。
まだ はっぱのない もりだから、
ひのひかりが、たくさん はいってくる。
かれはのつもった つちのうえ、
ぽく ぽく、ほか ほか、あたたまる。

しじゅうからは、えだで くるくる まえまわり。
りすの きょうだいは、かくれんぼ。
かけすの こえが さわがしい。
もりのなかに、おいしいものは あるのかな。

『森のはる なつ あき ふゆ』より

作者は生前、北軽井沢にお住まいだったそうで、絵本から北軽井沢の雰囲気がとてもよく伝わってきますね。

梅雨時期にコテージ周辺を散歩するとよく見かけるキノコたちも同じ。

貸別荘の本棚に置いておきますので、ご滞在の際はぜひお手にとってご覧くださいませ。