自宅の洗濯機で洗った洗濯物に黒いカスが付くようになってしまいました。
購入してから定期的に洗濯槽クリーナーで掃除して、洗濯機自体も自動洗浄機能が付いていたのに・・・思えばこれを買い替えたときも、洗濯カスが出るようになったからでした。
買い替えることも検討しましたが購入してまだ4年しか経ってないし、そのたびに買い替えていたらキリがないので思い切って分解清掃してみることに。
貸別荘とは関係ありませんが、同じ悩みを抱えている方のご参考になれば幸いです(分解には当然リスクが伴います。メーカー保証が受けられなくなる可能性もあることをご承知おきください)。
洗濯機型番:パナソニック NA-FA90H1(2014年製)
今回は汚い写真が多いので白を飛ばし気味でお送りしますが、閲覧注意です・・・
まずはコントロールユニットのある上部カバーを外します。これは小さなビスが4つ止めてあるだけなのですぐに外せました。
洗濯槽の底にあるグルグル回るプロペラの部分(パルセーター)は真ん中でネジ止めしてあるだけなので、これもドライバーで簡単に外せます。
外したプロペラをひっくり返すと・・・ギャー!!
【写真掲載は自粛(笑)】
ある程度汚れを落とすとこんな感じになりますが、裏側は蜂の巣のような形状になっていて「これ、わざと汚れを溜める構造にしてない?」ってくらい意味のない凹凸があります。
これじゃいくら洗濯槽クリーナーで洗っても汚れは落ちませんね。これを設計した人の悪意を感じます(笑)
さて、いよいよ脱水槽の取り外しにかかります。中心にあるナットを回せば簡単に外れそうに見えましたが、このナット、見たことないくらい大きなサイズで、家にあるスパナでは外せませんでした。
サイズを図ってみると 38mm あります。車のタイヤ用ナットより大きいって、どーゆうこと?
そこでコメリ・ホームセンターへ行って相談したところ、お店に置いてある最大のスパナでもまだ小さいことがわかりました・・・。
仕方ないのでパイプレンチをはめてハンマーでガンガン叩いて無理やり外していきます。
(モンキーレンチでもいいですが、長さがネックになりそうです)
ようやく中央のナットが外れたので洗濯槽を引き抜こうとしたら、これがまた固くて外れない・・・。
力ずくでは無理と判断して、ギヤプーラーの爪を逆に付け替えて引き抜いていきます。
(取り外したのを見たら古い洗濯カスが固着していただけでしたので、お湯をかけてしばらく待てばすんなり外れたかもしれません)
なんとか洗濯槽を取り外して、姿を表したのがこちら。モザイクを掛けても隠しきれない汚れがビッシリ。
さらに洗濯槽の裏側は、、、思わず目を背けたくなりますが、ここまで来たら逃げるわけにはいかないので感情を殺してタワシでゴシゴシ洗っていきます。
ものの数分でこの通りピッカピカになりました☆
裏側はあいかわらず洗いづらい構造になっていますが、まぁまぁキレイになりました☆
元通りに組み立て直してさっそく洗濯してみたところ、いままで感じたことがないくらい洗剤の良い匂いが漂ってきて、いかに汚れていたのかわかります。
分解してみたら意外と簡単でしたし、なにより汚れがスッキリ落ちてメチャメチャ気持ちよかったです!