長野県松本市で開催された野麦トレイル10マイルレースに参加してきました。
今日も全国的に暑い一日となりましたが、暑さがピークを迎える12時にスタートということもあり、コース説明では繰り返し「水分補給をしっかり」と注意がありました。
野麦峠というと小説や映画にもなった『あゝ野麦峠』が有名ですが、今日は女工哀史ならぬ、ランナー哀史が繰り広げられる予感がしますねぇ…。笑
スタート前には自身もトレイルランナーという高橋ちかさんのライブもあり、高原に爽やかな歌声が響き渡ります♪
スタート5分前にもかかわらず野外音楽フェスみたいなゆる~い雰囲気。ビールがあったら間違いなく飲んでましたね!笑
炎天下の中、激アツなレースのスタート。
まずは野麦峠スキー場の頂上を目指します。
しばらくは快調に飛ばしていきますが…
標高差600mを一気に駆け上る急斜面に暑さも加わり、重い足を引きずる ゾンビ ランナーの皆さん…。
水を求めるゾンビたちのオアシス。笑
さらに続く急斜面。頭の中では『あゝ野麦峠』の「ええか、辛抱するんやぞ。ためらっていってこいよ」というセリフがリフレインされます。
なんとか頂上に到着すると絶景のご褒美。コース最高地点(2,040m)からは御嶽山や乗鞍岳が一望に見渡せました☆
ゴール後みたいなドヤ顔を決めてますがまだ全体の4分の一。まだまだ先は長い…。
下りになれば楽できると思いきや、急過ぎてここでもスピードは出せず、足の疲労が蓄積されていきます。
絶景を眺めながら駆け下ります。ヒャッハー☆
スキー場を抜けるとトレイル区間に入り、ようやく快適に走れるコースに。
上りで足が逝ってしまって後半は楽しめないんじゃないかと思いきや、マイペースで走っているうちにだんだん復活してきました。
渡渉もあってちょっとしたアドベンチャー気分も。
最後は白樺の林を抜けてゴール。
なんとかここまで帰ってこれました。
完走賞は信州名物のおやき。蒸したてでめちゃくちゃ美味しかったです♪
入念な準備をしてくださった運営スタッフさんや地元の方々の温かい声援もあり、アットホームで楽しい大会でした。