農道を抜け、砂利道を越え、迷い迷ってなんとかたどり着いた、まさに”隠れ家”キュイジーヌで創作フレンチを堪能してきました。陶芸教室もされているこのお店は、素敵な陶芸品が飾られ、薪ストーブが暖かく燃える完全予約制の古民家キュイジーヌです。
5種の前菜。それぞれ馴染み深い野菜を使ってのアンティパストですが、プロの手が加わることでこんなに野菜の美味しさを引き出すことができるんだと感動をおぼえます。
タイミング良く料理が出され、一つずつ丁寧に説明していただけます。
マグロと春キャベツ。組み合わせも素晴らしいですが、3種類のソースでさらに複雑なお味に。
タジンでいただく温野菜。
溢れ出す黄身を絡めていただきます。
菊芋のスープ。クリーミーで上品なお味です。
香り立つ焼き立てのパンは、そのままでも、スープをつけても、バターを塗っても美味しー!
メインディッシュのチキンもキウィのソースによく合って、さらに10種類もの付け合せの野菜が感動的な美味しさ。
最後はイチゴとグレープフルーツのソルベ。
気づいたら2時間半が経過していましたが、ゆったりと素敵な時間を過ごすことができました。
料理も素晴らしかったのですが、料理が出てくるタイミングや素材の説明、トイレへの案内など丁寧な接客がとても心地良く感じました。
丁寧な接客を意識しすぎると変にまわりくどくなってしまったり、恐縮したり押し付けがましく感じたりするものですが、タイムリーでテンポの良い自然な接客はお客様を心からもてなす手本のような接客でした。
これはぜひ私の貸し別荘の仕事にも活かしたいですね。
あ、予約がなかなか取れないお店ですので、場所は内緒ですっ。