草津の白根山にスノートレッキングに行ってきました。
白根山へはまず白根火山ロープウェイの山麓駅に車を停めてロープウェイで移動します。ちなみにこの殺生駐車場は草津国際スキー場の第1~第6までの駐車場が満車の時でもいつも空いていますから穴場ですよ。
ロープウェイで標高2027mの山頂駅まで2.4kmを一気に登ります。
ロープウェイを降りるとそこは雪に覆われた世界でした。パトロール室に寄り、登山届(現地で渡される用紙に住所氏名や行程などを記入)を提出します。
今回はスノーボードも持っていったので、帰りはこれで下山します。帰りもロープウェイで下りてくる方は往復チケットを購入するとお得ですよ。
整備された道を歩いて、まずは白根レストハウスを目指します。雪に埋まった標識から雪の深さが想像できますね。
カーブミラーもずっぽり。
青空が広がっていますが、白根山の方は真っ白で何も見えません。
右を見上げると逢ノ峰がみえます。時間に余裕があればこちらの探勝路を経由してもいいですね。
白根レストハウスに到着。夏は観光客で賑わうこちらも、いまは雪に埋れています。
国道292号もすっかり雪に埋もれています。
さて、ここから白根山を目指しますが、登り始めたとたん吹雪いてきてしまいました。
これは強風で雪が木に衝突し、付着して凍結したもので、「海老のシッポ」と呼ばれています。風が強いほど風上に向かって成長するので、どれほど風が強いのかおわかりになるかと思います。
雪原も風に煽られて、波のようになっています。
ガスと吹雪でほとんど視界がなかったのですが、一瞬視界がひらけて湯釜が見えました。
今回は出発した時間が遅くて時間切れになってしまったのでここで引き返しました。帰りも忘れずにパトロール室に寄り、下山報告をします(忘れると遭難扱いになります)。
すでにロープウェイも止まっていたので、貸切のゲレンデをボードで降りてきました。
今回は山頂まで行けなかったので、また日を改めて行きたいと思います。