「本好きな人が集まるお店」と話題の『村の古本屋 追分コロニー』さんを訪ねてきました。
場所は中山道追分宿にあり、旅籠屋形式の建物に「ふるほん」と染められた暖簾が宿場情緒を漂わせています。
靴を脱いで中に入ると、木のぬくもりが感じられる広い店内をやわらかい照明が灯しています。
天井まで届きそうな本棚にぎっしり本が詰まってますが不思議と圧迫感はなく、居心地の良い雰囲気に包まれています。思わず「ニヤリ」としてしまう本の配置があったりして、普通の本屋さんでは味わえないオーナーのセンスを感じますね。
古本屋というのはただ中古の本を売るだけのお店ではなく、そのお店独自の雰囲気を味わったり、思わぬ本に出会う楽しみも味わえる場所なんだと気付かされました。B○○KOFF(あ、伏字になってないw)では決して味わえない雰囲気です。
絵本や芸術関連のコーナーも充実。インテリアも素敵です。
奥のスペースにはブックカフェがあり、おいしい珈琲を飲みながら買ったばかりの本を読むこともできます(珈琲,紅茶400円で、本を買うと100円引き)。
薪が焚かれたストーブの柔らかな暖を感じながら本の世界に入っていくひとときがしあわせすぎます。
気さくで笑顔が素敵なオーナーの斎藤さん。本にまつわる面白いお話をいろいろ聴かせていただきました。
本当に本が好きで本屋や出版業界の将来を真剣に考えていて、大きな夢を叶えるために多くの人達と協力しあって今できることを真面目に取り組んでいらっしゃることが伝わってきました。
以前ブログでご紹介した『麦小舎さん』ともお知り合いだそうで、来週末には協同して「境内アート小布施×苗市」に出店されるそうです。
追分コロニーさんは本の売り買いだけではなく、人とのつながりや目に見えない何か大切なものが得られるような素敵なお店でした。本好きな方はもちろん、静かな場所でのんびり癒されたい方などもぜひ一度足を運んで、この雰囲気を感じて欲しいと思います。
村の古本屋『追分コロニー』さん
http://www11.plala.or.jp/colony/
住所:長野県北佐久郡軽井沢町追分612
電話:0267-46-8088
営業時間:12時~夕暮れ頃
営業日:
4-12月:木~日曜日+祝日
夏休み期間:毎日
1-3月:週末/不定休/天気次第
駐車場:あり