湯の丸山へスノートレッキングへ行ってきました。
湯の丸山は長野と群馬の県境・地蔵峠にある信州湯の丸スキー場から登り始めることができます。「湯の丸高峰自然休養林」の看板横を通り、キャンプ場へ向かう林道を進んで行きます。
さすがに雪が深いですね。スノーシューを履いていてもヒザ上まで埋まってしまいます。途中ワカン(かんじき)でラッセルしている女性にお会いしましたが、腰のあたりまで埋まって大変そうでした。
キャンプ場を過ぎてしばらく進むと「中分岐」に着きます。このまままっすぐ進むと烏帽子岳ですが今回は右折し湯ノ丸山方面へ。
さらに進むと遭難防止の鐘が設置されている「鐘分岐」にたどり着きます。これから登っていく湯ノ丸山もよく見えますね。
「鐘分岐」を過ぎると急な勾配が始まります。左を振り向くと富士山も大きく見えました。
滑って間もないスキーの跡もありました。山スキーヤーがやってくることもあるので前方に注意しながら進みます。
蒼い空をバックに美しい霧氷もみられます。
標高が上がるごとに霧氷も厚さを増してきます。
蒼空に向かって白い斜面を歩いていく幻想的な世界。小動物の足跡も見受けられます。(大きい画像はこちら)
標高2101mの頂上に到着。
山頂は遮るものがなく、360度の視界が広がる大パノラマ。八ヶ岳や、白馬三山、穂高、槍ヶ岳など北アルプスの山々もみられる素晴らしい眺望です。
ガレ地が剥き出していることからも風の通り道になっていることがわかりますが、この日も風が強かったため長居はせず、少し降りたところで休憩しました。
■湯の丸山
標高:2,101m
片道:約2.0km
標高差:369m
ゆっくり歩いて山頂まで2時間半のコースです。